蟹座（かにざ）へのアドバイス

蟹座（かにざ）の３項目

生きる目的

蟹座に産まれた方はサイデリアル式においては水星を守護にもちます

このために、自分の知らないこと、持っていない価値観を周囲から学び吸収して、そうして学んだものを人に伝えてゆく目的を持ちます。

そうして他者の考えを、会話や本を通して受け入れて行くことで、自分の見識を広げてゆきます。

水星はコミュニケーションを通して異なる者同士をつなぐ架け橋の天体でもあります。 あなたが人の間に入ることで違った考えを持つ者同士をつなぎ 人の縁を結びつけてゆくこととなりますよ。

生きる目的として与えられるテーマは 学びを得ることです。

常に新しい視野に触れながら、自分自身の知恵を深め、思慮深さを手に入れることを目指すでしょう。

人生観

占星術のサインはそれぞれが季節と対応します。

夏の始まりとなる蟹座は夏という戦いの季節に打って出る準備と備えをすることとなります。

このために、先々に起こるものこれから訪れるものに対して 準備をして備えていく

そうすることで自分が受け入れ つながったものを守り保護してゆくことを 目指します。

そうして、守られたバトンは次の人へと受け継がれてゆくことでしょう。

恋愛観

相手の考えを理解したうえで尊重できる優しさを大切にされるでしょう。

相手を決めつけず交流や会話で歩み寄る姿勢を大切にして少しずつ分かり合っていく 穏やかな関係を目指されます。

仕事観

知らないことは調べる、言葉にしないと伝わらないことは伝える、コミュニケーションや準備を大切にすることで 連携の取れたチームワークや 顧客との意思疎通を大切にしてゆきます。

そうして得てきたノウハウをあとから入った後輩に 活かし伝えるように残したり、育てることも大切にします。

人間関係

相手を理解し、主張を聴き受け入れようとする姿勢から 信頼を得やすく、関係が深まりやすいですが 相手を立て受け入れすぎてしまうことで、相手に振り回されてしまったり、無理をしてしまうことも起こりがちです。

そうした経験を積み重ねたうえで相手の事を考えるからこそ、 人間関係に慎重になりやすく、人を選ぶようになってゆきます。

それでも信じた相手との関係は大切に守り、長く関係を育んでゆく力を持っています。

総評

サインと季節の結びつきは、人間の一生とも重なります、思春期に対応する蟹座は自分のあり方を問いただし思い悩みながら答えを探すサインです。他のどのサインよりも 他者と自分の違いを感じながら その中で自分のあり方を模索します。 そこには、他者へのリスペクトと成長への渇望、そして、アイデンティティを見つけようとする意欲が宿ります。

マインドセット

スポンジのように何でも吸収しようという 意欲と向上心を抱きます。 自分の知らないもの、わからないものはすべてが自らの栄養と捉え 受け入れ吸収しようとするでしょう。

ときに受け取って信じてきたものと、新しく入ってきたものの 矛盾や、対立に思い悩み、答えを探し立ち止まってしまうこともあるかもしれません ですが、その悩みの中から自分らしい答えを見つけることで 外部から得てきたものが自分のものとなってゆきます。

自分自身には足りないことが多くあることを認めて受け入れられるからこそ 余白があり、その余白に人を受け入れ、自分にないものを取り入れる寛容さを与えられます。

その寛容さは人を包み込む居場所を産み出す力となります。 水星の加護を受ける事で思考を絶やさず 悩み考えることとなります。

悩むこと思考を止めないことは 人間が歩む力、成長する力そのものです。 考えを止めず進むことはとても大変な道ですが そうして歩んだ道には知恵が残り 自身にも他者にも意味のあるものとなってゆくのでしょう。